練習は、まとめるのではなく発見する
2024年02月24日
こんにちは♪
今日は、練習のことについて少しお話してみます。
私たちは曲の練習をするとき、
つい、曲を完成させる、まとめる方向にばかり頑張ってしまいがち。
もちろんそれもやらないと(特に本番間近は💦)、いつまでたっても完成形には近づかないのですが、
練習の中で何よりも大事なことは「発見する」ことです。
片手で弾いてみたり、
大事な音だけにして要約して弾いてみたりすると、
改めて手がどんな動きをしているか、
どこに重心があり、どの指が要になるか、
鍵盤への触れ具合と音色、
音と音の繋がりや関係、
ある一瞬のハーモニーの響き等々、
聞き逃していたことがわんさか聞こえてきます。
聞けるようになりさえすれば、完成は近いと思います。
こうやって、色々なことを、それはもう色々なことを、瞬時に聞いて捉えられるようにならないといけないので、
練習の中でたくさんの発見を積み重ねておくことが大事。
まとめるのはそれからです。
ましてクラシックは構造が複雑ですからね💦
そう考えると、曲を完成させるというのはやっぱり時間と労力がかかることですね。
一歩ずつ一歩ずつ、焦らず楽しみながら進めていきましょう♪