丸越楽器ピアノコンクール総評
2021年11月08日
先日行われた丸越楽器ピアノコンクール、今年は10名の生徒さんが初出場。感染対策のため昨年に引き続いての非公開の個別審査ということで、通いなれているはずのセンター内もピリっとした緊張感の中で行われました。
審査をしていただいた土橋礼佳先生から総評をいただきましたので紹介いたします。
第11回丸越楽器ピアノコンクール出場の皆様、心のこもった熱演をありがとうございました。
課題曲のバロックは、早い段階から取り組むことで、左右の独立した動きと響きに慣れていきます。
まずはテーマを大切に、左手も右手と同じように上手に弾けるように、普段から音をよく聞きながら丁寧に練習しましょう。
自由曲は、今回は特に民族音楽の要素が取り入れられた選曲が多く、先生方のレパートリーの広さと生徒様への意欲を感じました。昨今はすぐに検索できる時代ですので、動画などでその国の民謡や舞曲を聴き、踊りを見てください。独特な旋律やリズムを感じることで曲のイメージが豊かに膨らむと思います。
入賞した生徒様も、今回惜しくも叶わなかった生徒様も、頑張った日々は後々良い経験になりますので、来年も是非挑戦して下さい。
また聞かせて頂けるのを楽しみにしております。
土橋 礼佳
出場者、付き添いの保護者様には検温・手洗い等の感染対策にご協力をいただきありがとうございました。
コンクールは、外部からいらした先生に、自分の演奏を客観的に評価していただき、講評をいただける大切な機会です。このコンクールで得た経験を糧とし、もっともっと素敵な演奏が出来るよう練習に取り組んでみて下さい。
来年もたくさんの生徒さんのエントリーをお待ちしております。今後のイベント等も、知恵を絞り工夫しながら開催していこうと思いますので、どうぞご協力をよろしくお願い致します。
ヤマハ音楽教室 横芝光センター